準備

新年あけましておめでとうございます。

2013年は、今までの28年がそうであったように
また想像がつかないようないろいろなことが起こる1年になると思います。
そんないろいろなことが起こる毎日について、ふと考えたことを今日は綴ってみたいと思いました



待ち受けているすべての物事には、事前に準備ができるものと、そうでないもの、すなわち突然おとずれるものがある。

準備ができる物事は、全ていい準備をして臨めたら、落ち着いて対応して、いい気持ち(緊張も)で過ごせて、結果的にうまくいく、もしくはうまくいく可能性が高くなる。

突然おとずれる物事は、びっくりするし、あせるし、すぐにいい行動や意思決定をするのがむずかしい時がある。もちろん、その場の行動でうまくいくこともあるけれど。

世の中の全てのことって、大雑把に大きくわけると、この2つに分けられると思う。

自分はそれに対してどうかというと、「準備ができる物事」については良く調べ、周りに聞いて、自分なりの準備をしている。それが習慣になり、ルーティンになっていることも多い。これが何事にもしっかりできる人は、努力家とか真面目と捉える人も多くて、実際にそうだと自分でも思う。それに加えて緊張しやすい性格や、人前で恥をかきたくないとか性分が影響していると自分では感じる。

まず、新しい経験をする際には、必ず誰かに話し、まず意見をもらう。本を読むときもあるし、ネットでは必ず検索エンジンで叩いて過去の経験者の体験を読んで頭で空想する。そうやってある程度情報を得たうえで、今度はいかに準備をしていくかを段階的に整理をし、そして準備の実践に移る。
準備の実践では、思っていたほどうまくいかなくて焦ることもあれば、案外楽勝だと感じで時間や労力をコントロールしたりする。この間も、身近な人に近況を話したり、過去の経験談を参考にして自分の状態が問題ないかを随時確かめてみる。

そうして準備を段階的に進めていって、最後に本番のようにリハーサルを何度もし、「これだけ準備をしたんだからきっとうまくいく」という自信と「準備をしても、失敗は誰にでもあるんだから」という予防線を心に持つことで、本番に精神的に楽な状態ではいっていけるようにする。

時間や人間関係(相談できる人の有無)などで左右されるものの、このプロセスを幾度も繰り返して生きてきたので、大きく失敗したことはなく、ほとんどが「大成功」か「成功」か「まあまあ」か「人並み」の結果のいずれかに落ち着き、「少し失敗」することがわずかにある程度だった。

この上に書いた準備の内容は、はっきり言って誰もが出来るし、誰もが考えられる内容だと俺は思っているし、実際に皆が実践しているだろうし、特別なことなど何もない。
だけど、それを今後何事にも実践できる精神力と、準備の質と量を改善する向上心があれば、どんどん一人の人間として成長できるのではないか、と思った。

特に、準備の質と量をあげていくことで準備上手になることは、仕事もプライベートも今以上に充実させる欠かせないテーマだ。




もうひとつ、突然おとずれる物事についても書きたいと思う。

突然話題を振られたり、突然意見を求められたり、経験がなくてもすぐにやらなくてはいけないことになったりする。当たり前だけど、準備ができない内容だ。アドリブだ。俺で言うと、この手の内容にはあまり強くないほうだと思っている。そういうことがそもそも好きではないし、生まれてからこのかた新しい内容には緊張している弱さがある。つまり、精神的な弱さや脆さだ。
じゃあアドリブに強くなる準備をしたらいいのでは、と思ったが、これから起こる全てのことに準備はできないから、それは無しとする。

しかし、精神的な準備としては、全ての突然のものごとに対してある程度やれる準備がある感じた。
それは、突然おとずれる物事によって、揺さぶられる負の感情に対してだ。
(突然おとずれることでも、サプライズとか、うれしいことに関しては、喜んだり、楽しくなるだけなので、正直何の準備も要らない。)

負の感情、たとえば「もう嫌だ、やりたくない」とか「なぜ自分だけが」とか「失敗が怖い」というのは誰しもが経験するし、それに引きずられることがある。そんなときに勇気を持って前向きに進めるときは、大抵心の持ちようが安定しているからだ。

ではなぜ心の持ちようが安定しているかというと、それは失敗や恥ずかしいことに対する自分の評価のせいだと思っている。
 失敗を「してはならないもの」「恥ずべきもの」と捉える人は、突然の物事に対して何か行動をすることがとても怖いだろう。未知数で失敗する見込みが高いからだ。こう考えていたら、いつまでたってもアドリブは怖いままだ。

2本足で歩くことをとっても、28年生きてきた俺は、1ミリも不安なく歩くことができるし、それにたいして失敗を疑う心はゼロだ。
でも、膝の靭帯を手術し、麻酔が切れて血まみれの足に包帯を大量に巻いて、担当医の前で歩行練習を始めてやるときは、松葉杖で自分がきちんと歩けるか、ミスをしないか、不安でいっぱいだった。
 

 
 
 

失敗を「次に生かせる経験」「成功までの糧」「誰もがすること」「意外と早く忘れること」「新しい自分にあえるチャンス」とプラスに考えている人は、失敗を恐れなくなるんじゃないだろうか。失敗はしたくないけど、したらまた前を向けるようになるんじゃないか。

つまり、失敗に対する考え方を日々プラスに持っていれば、突然おこるものごとがおきたときの、精神的な安定については準備ができる。精神的な安定があれば、突然何か嫌なことがあっても、集中して落ち着いて対処出来る可能性が高くなる。









まとめると、俺にとっての目標は2つ

①準備ができることについては、そのプロセスにおいて、質と量を良いものにしていく

②突然おきるものごとについては、日々の失敗に対する考え方をプラスに変えることによって、精神的に安定して対処ができるようにする、そして失敗を未来に生かしていく
















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