反省

32歳になってしばらくした


まだ30年で人生を語るにははやいと思うけれど
人生は繰り返しの要素が多いと感じる


簡単にいうと、苦しい時期と楽しい時期はやっぱり交互に来るようなもの
で、この「楽しい時期」での自分には反省するタイミングが多い


今は、やってみたかった仕事に就けて、楽しい毎日を過ごしている
だけれども、そんな時に、いつしか傲慢になってしまう。自分の悪い癖。


ここで言う傲慢とは、人を見下し、人の意見を否定し、人の些細なミスを指摘し、
そのうえ人への感謝を忘れがちになることだ
そんな愚かな割には姿はかっこつけていて、自分が有能かのような立ち振る舞いをしている。
振り返ると、時に恥ずかしいくらいに自分はこういう態度をとっている


周りの人間に助けられ、育てられ、支えられて仕事をし、健康でいられることをとうに忘れ
本当にろくでなしかと言われるような傲慢な態度をとってしまう。
これは自分の最大ともいえる欠点だ。
誰のせいでもなく、間違いなく自分の欠点だと思う。


それで、こういう傲慢さが出てくると、仕事にも、プライベートにも必ず支障をきたす。
今がその時期であり、それで反省してこの文面を書いている。
傲慢から失敗を経て反省、これも繰り返している。


数日前にとても悲しいことがあった
自分の考えが、きちんと人に伝わらず、嫌な思いをさせたからだ
そんなつもりじゃないんだ、というのはいいけれど、一旦受け止めた側には、自分の考えの背景や真意は伝わらないものだ。何故なら一度傷ついているから。


今まで、人の言葉を受け止めて来たけれど、言葉の裏側には、たくさんの気持ちや葛藤があったはずだ。その言葉の意味が正確じゃないことを知りながら、仕方なくその言葉を選んで、吐いたことだってあるはず。言葉は結果であって、それを出すまでの背景やプロセスはいっぱいあったんだ。
30にもなって、そんなことすら考えずに生きている気がした。


大切な人の考えをきちんと汲めて来たのだろうか。
俺にわかってほしかったのに、わかってくれなくてきっと悲しい気持ちになったであろう人が浮かんだ。もう取返しがつかない。きっと自分に合わせて、相手に言葉を選ばせていたのかもしれない。


もっと洞察しなくてはならないし、もっと逡巡して人の気持ちを汲める人になりたい。
そう思った。

















































コメント

このブログの人気の投稿

2012と来年に向けて

姉の結婚

ウエディング